目次

はじめに　いま起きている３つの大きな変化

変化１　社会やビジネスが、いっそうインターネット化する
変化２　これから仕事で活躍できるのは、プロフェッショナルだけになる
変化３　会社と個人の関係が根底から変わる

第１章　どこでも誰とでも働ける仕事術

１　自分からギブすることがインターネット時代の大前提
２　自分がもつ知識はできる限りオープンにしたほうが得をする
３　グーグルが最高のブレスト相手になる理由
４　圧倒的に効率のよい本の買い方と読み方
５　これからの仕事の原則は失敗を前提とした「DCPA」
６　「試行回数をどこまで上げられるか？」が勝負を分ける
７　リクルートが大事にした「OBゾーン」
８　マッキンゼーで教わったプロフェッショナルの条件
９　ロとしてやっていくなら、アカウンタビリティが必須になる
10　つねにROIを意識し、最小の時間で最大の効果を
11　相手の期待値をコントロールする
12　仕事ではまず、全体像と制約条件、意思決定のプロセスを押さえる
13　迷いをなくして、決断と行動を速くする方法
14　グーグルで重視される「ラショネール」
15　「ハイパー性善説」がグーグルの強さの秘密の１つ
16　プロとしての成長と、人を動かす熱量は、「自分事化」から生まれる
17　「ゼクシィ」のように純粋想起をとれば、仕事は向こうからやってくる
18　人を動かし、人を育てる会議術
19　どんな会議も活性化させる３つの方法
20　人生をゲーム化できれば、メンタルは最強になる

　コラム　どんな職場でも喜ばれる「３種類の議事録」

第２章　人生100年時代の転職哲学

21　会社を辞めるつもりはなくても転職活動は毎年する
22　「いつでも辞められる」から最高のパフォーマンスを発揮できる
23　自分のスキルを細分化して副業で稼ぐ
24　ボランティア活動で自分のスキルの価値を知る
25　社外で「すごい人」とつながって、認められる方法
26　転職を「目的」ではなく「手段」としても考える
27　異動・転職では、「業界」「職種」を交互にスライドさせてみる
28　大きい会社と小さい会社を交互に経験する方法もある
29　辞めた会社にもギブし続ける
30　会社に「投資に値する人間だ」と思わせる
31　「始まりの場所」にいる大切さ
32　「始まりの場所」の見つけ方
33　「始まりの場所」は社内にもある
34　「ライフワーク」と「ライスワーク」の振り子を意識する

　コラム　どこでも誰とでも働ける英語力

第３章　AI時代に通用する働き方のヒント

35　楽天が教えてくれたAIに負けない働き方
36　自分の“好き”の市場価値が問われるようになる
37　生き残りのヒントは「三木谷曲線」にある
38　ハッカーのように課題を発見し解決を楽しむ思考法
39　ストリートスマートで常識の壁を超える
40　AIも不可能なイノベーションを生み出す方法
41　スキルからエクスパティーズとネットワークへ
42　「自分」を確立するために検索ワードをもって生きる
43　アイコンをもてば、人間関係の強力な武器になる
44　誰とでも仲良くなれる３つの方法
45　ゴールを共有して、一緒に大きなことを成し遂げる

　コラム　手持ちの資産の回転速度を上げれば、どこでも豊かに生きられる

おわりに　『やっぱりおおかみ』とゲゼルシャフト

著者

尾原和啓（おばら・かずひろ）
1970年生まれ。京都大学大学院工学研究科応用人工知能論講座修了。マッキンゼー・アンド・カンパニーにてキャリアをスタートし、NTTドコモのｉモード事業立ち上げ支援、リクルート、ケイ・ラボラトリー（現：KLab、取締役）、コーポレイトディレクション、サイバード、電子金券開発、リクルート（２回目）、オプト、Google、楽天（執行役員）、Fringe81（執行役員）の事業企画、投資、新規事業などの要職を歴任。現職の藤原投資顧問は13職目になる。ボランティアで「TEDカンファレンス」の日本オーディション、「Burning Japan」に従事するなど、西海岸文化事情にも詳しい。
著書に『ITビジネスの原理』『ザ・プラットフォーム』（NHK出版）、『モチベーション革命』（幻冬舎）などがある。